ピアノというと、独奏あるいはコンチェルトのイメージが強いですが、声楽や器楽とのアンサンブルも忘れてはならない大きな魅力の一つです。そこでのピアノは単なる「伴奏」ではありません。息の合わせ方ひとつの工夫で、全体の表現が格段に輝いてくるのです。
当日は、フルートの北川森央先生、バリトンの籔内俊弥先生も賛助出演。一流の演奏家との共演が、演奏技術や表現力の向上の面で大きな力となりました。
出演者たちから感想が寄せられましたので、ご紹介しましょう。
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「1年間、森島先生から多くのことを学び、それを生かした演奏を心がけて練習しました。まだまだ不十分な仕上がりでしたが、それでも自分なりの収穫が得られ、課題も見つけられました。また続けて励みたいと思います。ありがとうございました。」Sさん
「半年前に参加させて頂いたときよりも更に成長していた仲間の演奏を聴いて、よい刺激を受けました。今回は2台ピアノの演奏にも挑戦し、声楽とのピアノアンサンブルとは違った形での勉強ができました。また、経験豊かな先生と共演させて頂いたことで、本番で貴重な演奏体験を得ました。」Tさん
「心をこめて演奏できました。創り上げてきた音楽をお客様に聴いていただけて嬉しかったです。先輩方の演奏も大変素晴らしく、勉強になりました。」Mさん
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来たる新年度もますます磨きをかけていこうと気持ちを新たにした学生たち。各自の課題を見つけ、今後の勉強の励みになるコンサートになったようですね。