世界的ピアニスト、ケヴィン・ケナー先生によるピアノ特別講座を開催!

12月19日(月)川並香順記念講堂にて、ケヴィン・ケナー先生による学内公開のピアノ特別講座が開催され、本学学生が公開レッスンを受講いたしました。
*通訳:廣川恵理先生

前日18日(日)SOA音楽研究センター主催による「第40回 ピティナ・ピアノコンペティション 聖徳大学川並弘昭賞授賞記念セミナー」においても素晴らしいレッスンをしてくださったケナー先生ですが、この日も楽譜から読み解くべき表現を的確に提示され、ピアニストとしてのテクニックを惜しみなく伝授されながら、演奏における大切なエッセンスをひとつひとつ丁寧にご指導いただきました。
ケナー先生特別講座

ケナー先生特別講座

ケナー先生特別講座

ケナー先生特別講座

その熱いご指導と、ケナー先生が奏でる素晴らしい音色に感化され、学生たちの演奏も色彩豊かに変化していく姿は、まさに音楽が生きた芸術であることを表しているようでした。

また公開講座「21世紀におけるショパン演奏解釈について」では、ケナー先生が2010年に審査員をお務めになったショパン国際音楽コンクールの歴史における演奏スタイルの変遷や、世界的ピアニストたちのコメント、様々な視点から出版される楽譜などとともに、「ショパンの求めていた演奏とは」という永遠の課題についてもお話しいただきました。
ケナー先生特別講座

講座の最後はケナー先生が演奏された『マズルカ 作品68-4』での繊細な音色と崇高な響きに包まれ、聴講していた学生のみなさんも、ケナー先生の音楽に対する深い情熱にきっと感銘を受けたことでしょう。
ケヴィン・ケナー先生

受講した演奏学科器楽コースピアノ専修3年の山中優美さんから感想が届きましたので、ご紹介いたします。
受講した山中さんとケナー先生
「ケヴィン・ケナー先生は私の尊敬するピアニストの一人であり、この度受講させて頂いたレッスンは、濃密で刺激的な時間となりました。あっという間に45分が経ってしまったのですが、さて、音楽にとって、そして音楽家にとって時間とはどんな存在なのでしょうか。45分あれば大抵の曲は弾き終わりますし、私が今回弾いた曲も10分程度です。しかし、止まることのないたった10分間の中で自然に曲を表現し美しい音楽を奏でるために、私たちは何倍も時間をかけて考え大切に音を作り上げていくことが必要です。今回のレッスンで“間”の効果的な取り入れ方や、様々な場面で音に表情をつけることを重点的にご指導いただき、時間芸術と言われる音楽の奥深さを改めて感じました。」