音楽学部海外研修旅行「音楽の故郷を訪ねて」

音楽学部の3年生はヨーロッパを訪問し研修を行います。今年も9月19日から29日まで実施されました。同行した演奏学科の北川森央先生からご報告が届きました♪

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音楽学部の3年生と共に11日間の海外研修に行ってまいりました。天気に恵まれ、全員健康に、初秋らしいヨーロッパの風を身に受けてまいりました。

成田よりフランクフルト・アム・マインに着陸、当地で一泊のあと、ミュンヘン経由で、ザルツブルクに入りました。今回の旅行では、ザルツブルク、ウィーンという音楽家にとって極めて重要な二つの都市にじっくりと滞在しながら、その歴史、文化を味わいつくすことができました。

ザルツブルクから美しいザルツカンマーグートの景色を眺めながらバスでウィーンへ移動。モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、J. シュトラウスなど、ウィーンに生きた巨匠達の足跡をたどりその息吹に触れました。

ウィーナームジークセミナーでは、フライシュマン、シュミット両教授の音楽史や演奏法に関するすばらしい講義を受け、学生は音楽の神髄に触れることができました。
セミナー


シェーンブルン宮殿、王立礼拝堂でのミサ、美術史博物館、国立オペラ座での観劇なども、まさに「本物」、どれも本場にいなければ決して得られない貴重な経験ができました。
シュトラウス


ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートでおなじみのムジークフェライン(楽友協会)の見学では、偶然オーケストラのリハーサルを終えたばかりの世界的指揮者、佐渡裕氏が多くの学生の問いかけや握手に快く応えてくださり記念写真もご一緒していただくという、幸運な出会いがあり、学生も感激の様子でした。

研修旅行の最後の晩、学生に「皆さんはただヨーロッパにいるのではなく、『若き音楽家として』この地に立っていることを誇りに思ってください」と伝えました。その言葉にみなが納得の表情で頷いてくれたことは引率者として嬉しい一コマであり、短い旅の間での成長を実感した瞬間でもありました。
中央墓地


帰途、ロンドンからの帰国便が急遽欠航するというハプニングがありましたが、幸運は学生に味方してくれたようです。市内のホテルにもう一泊し、翌日もまるでおまけのようにロンドン半日滞在を満喫。忘れられない思い出がひとつ増えました。

この研修旅行のため、多くの心強いサポートをいただけたことに、心から感謝を申し上げたいと思います。