「音楽と社会(音楽キャリア教育Ⅰ)」にゲスト講師:音楽という軸を作る

12月8日(木)、山本まり子先生の担当する音楽学部1年生の必修科目「音楽と社会(音楽キャリア教育Ⅰ)」に、ゲスト講師として一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)専務理事の福田成康さんが登壇されました。
福田成康先生と山本まり子先生

テーマは「音楽という軸を作る」。福田先生はまず、すべての土台になるのは「健康」ときっぱり。小中高時代を通して身につけた基礎的な知識や教養を踏まえて、大学時代は専門分野を徹底的に学ぶべきだと学生たちに訴えかけます。

「トマトはなぜ赤い?」という例を出した福田先生。たとえば物理学者、生物学者、野菜屋、栄養士なら、それぞれの立場からトマトが赤い理由を明確に述べることでしょう。それができて初めて、他の分野の専門家の主張に耳を傾けて、様々な立場や考え方の切り口を知ることができるのです。
福田先生の授業風景

「今しかできないことは、今やる!」そうしてこそ、思考の軸は形づくられていくのです。福田先生は、音楽学部で学ぶからには、音楽を軸として、そして音楽を強みにして物事を考えることができるようになることが大切だと強く伝えてくださいました。最後の質疑応答では、学生からも積極的な発言がありました。
質疑応答

この日は聖徳大学学長の川並弘純先生も参観されました。ピティナのピアノコンペティションには、若き日本の優秀なピアニストを応援したいという前学長先生の熱い想いを乗せた「聖徳大学川並弘昭賞」があり、聖徳大学から毎年数名のピアニストに賞が贈られます。音楽を通じて若い人たちを育てたい―。福田先生も川並学長先生も音楽の世界を目指す若者たちに大きなエールを送っていらっしゃいます。授業を受けた学生たちも、その想いをしっかり受けとめたことでしょう。
福田先生、川並学長を囲んで

<音楽キャリア教育のゲスト授業:過去のブログ記事>
2015年12月10日「音楽と社会(音楽キャリア教育Ⅰ)にゲスト講師:ディレクターってなんだろう?─ぼくの失敗学、そして日頃心がけていること
2014年12月18日「音楽と社会(音楽キャリア教育Ⅰ)」にゲスト講師:〈ふつう〉と〈とくべつ〉をつなぐこと──音楽と編集について
2014年10月2日「音楽と社会(音楽キャリア教育Ⅰ)」にゲスト:静岡県警察音楽隊隊員が来訪
2014年6月27日「音楽生涯学習論(音楽キャリア教育Ⅱ)」にゲスト講師:高齢化社会に求められるピアノ講師の役割
2013年12月13日「音楽と社会(音楽キャリア教育Ⅰ)」にゲスト講師:音声メディアの仕事とは?
2013年6月28日「音楽生涯学習論(音楽キャリア教育Ⅱ)」に自衛隊音楽隊がゲストとして来訪